【Elementor Proの価格】無料版・有料版の違いをわかりやすく解説

※2021年9月21日に公開した記事ですが、新料金プランの内容に合わせて修正を行い、2025年04月28日に再度公開しました。

Elementor Proの価格って一体どれくらいなんだろう

Elementor Pro(有料版)を契約した方がいいのか悩むなぁ。有料版にするとどんなメリットがあるのか知りたいです

今回はこういったお悩みにお答えしていきます。


Elementor Proは有料のプラグインで、料金プラン(2021年09月時点 2025年4月28日時点)は以下の通りです。

Essentialプラン(1サイト)$60 (約8,600円)/= $4.99 (約700円)/
Advanced Soloプラン(1サイト)$84 (約12,100円)/= $6.99 (約1,000円)/
Advancedプラン(3サイト)$99 (約14,200円)/= $8.25 (約1,200円)/
Expertプラン(25サイト)$204 (約29,400円)/= $16.99 (約2,400円)/
Agencyプラン(1000サイト)$399 (約57,300円)/= $33.25 (約4,000円)/

今回は、Elementor Proを契約するかどうか悩んでいる方向けに、以下の内容についてご紹介していきます。

  • Elementor Proの価格
  • Elementor (無料版)とElementor Pro (有料版)の違い
  • Elementor Proを使っている感想
  • Elementor Proはどんな人におすすめ?

ちなみにこの記事を書いている私は、普段Elementor Proでクライアント向けにWEBサイトを制作しています。

実際にElementor Proを使っている感想は、「無料版には戻れない」です。

特に、ヘッダー・フッターを効率的に作れる機能や、お問い合わせフォーム用のウィジェットは、なくてはならない存在になってます。

今回の記事が、Elementor Proを買おうか悩んでいる方の役に立つと嬉しいです。

それでは、早速見ていきましょう!

Elementorについてもっと知りたい方は、Elementorの使い方の徹底解説を読んでみてください。Elementorの使い方について網羅的にまとめてます!

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Elementor Proの価格


こちらでは、「Elementor Proの料金プラン」について説明していきます。
冒頭でもお伝えした通り、2021年09月時点 2025年04月28日時点現在のElementor Proの料金プランは以下の通りです。

Screenshot

 

支払いは年払い


Elementorのサイトでは、太字で大きく月額料金が表示されています。
例えば、ADVANCED プランでは、$8.25と大きく表記されてますね。
でも、支払い方法は年払いなので注意してください。

各プランの料金の下に、小さな文字で「Billed annually You pay $99 today(年間で請求されます。本日$99を支払いいただきます)」と書かれています。

表記が意地悪ですが、年払いなのでお間違い無いようご注意ください!

「制作できるサイト数」が多いほど料金プランは上がる

料金プランの違いは何?

基本的に、「作れるサイトの数」によって値段がわかれています。

Essentialプラン(1サイト)$60 (約8,600円)/= $4.99 (約700円)/
Advanced Soloプラン(1サイト)$84 (約12,100円)/= $6.99 (約1,000円)/
Advancedプラン(3サイト)$99 (約14,200円)/= $8.25 (約1,200円)/
Expertプラン(25サイト)$204 (約29,400円)/= $16.99 (約2,400円)/
Agencyプラン(1000サイト)$399 (約57,300円)/= $33.25 (約4,800円)/

こちらの表を見て分かる通り、1サイト作れるEssentialプランだと$60、25サイトだとExpertプランで$204と、作れるサイト数が多いほど料金が高いですね。

EssentialプランとAdvanced Soloプランの違いは?

制作できるサイト数によって料金が変わるのは分かった。でも、EssentialプランとAdvanced Soloプランはどちらも1サイトのみ制作できるはず。何が違うの?

どちらのプランも、制作できるのは1サイトです。違いは、利用できる機能に制限があるかどうかです!

もしあなたが、以下のいずれかに当てはまる場合、値段が少し高いですが、Advanced Soloプランがおすすめです!

  • サイトの中に凝ったポップアップを出現させたい
  • コーディングで細かいデザインを編集したい
  • デザイナーやエンジニアと共同で作業がしたい
  • ECサイトを作りたい

プランによってサポートの種類が違う→どのプランを選んでもサポートの種類は同じ

カスタマーサポートの向上に伴い、VIPサポートを終了し「Premium Support」のみの提供となりました。つまり、どの料金プランを選んでも、「Premium Support」を受けることになります。


Essential・Expertプランでは「Premium Support」、Studio・Agencyプランでは「VIP Support」というサポートを受けられます。

サポートの内容は以下の通りです。

Premium Support質問をすれば、1日以内に返信がもらえる。
VIP Support (廃止)質問をすれば、30分以内に返信がもらえる。チャットで質問することもできる。

いずれも英語で質問をする必要があります。

Elementor (無料版)とElementor Pro (有料版)の違い


Elementor (無料版)とElementor Pro (有料版)では何が違うの?

いろいろな違いがありますが、大きな違いは次の7つです。

  • ウィジェットの数
  • テンプレートの数
  • テーマビルダーの有無
  • フォームウィジェットの有無
  • ポストウィジェットの有無
  • 動的タグ機能の有無
  • 追加CSSの有無

テーマビルダー」「フォームウィジェット」「動的タグ」は、Elementor Proで使える機能の中でも特に便利で、有料版を契約する醍醐味と言っても過言ではないです。

それぞれの項目について、以下で詳しく説明していきます。

ウィジェットの数


Elementor Pro (有料版)では、Elementor (無料版)よりも20個以上多くのウィジェット機能を使うことができます。

Elementor (無料版)で使えるウィジェットは以下の通りです。

無料版でも、「見出し」「画像」の挿入といった基本的なウィジェット機能や、Google Map埋め込みなどの便利な機能がたくさん使えますね。

でも、Elementor Pro (有料版)にアップグレードすると、加えて以下のウィジェットを使うことができます。↓

さらに、Elementor Pro (有料版)なら、*Woocommerce関連のウィジェットを使うことも可能です。

※WoocommerceとはECサイト構築用の、WordPressプラグインです。

テーマビルダー の有無


Elementor Proにはテーマビルダー という機能があります。

テーマビルダー を使えば、

  • ヘッダー・フッター
  • 投稿ページ
  • アーカイブページ
  • 404ページ

などを簡単・直感的にカスタマイズすることができます。

また、作成したページ、ヘッダー・フッダーは、ページごとに「表示する/しない」の設定が可能。

例えば、

全てのページにヘッダーを表示したい

お問い合わせページには、ヘッダーは表示しない

といった、細かい条件分岐ができるのはElementor Proの大きな強みです。

いちいちページごとに設定しなくていいので、サイト構築をするときは必ずテーマビルダーを使用しています。

フォームウィジェットの有無


Elementor Proには、フォームウィジェットという、お問い合わせフォーム作成機能がついています。

フォームウィジェットがあれば、これ1つでお問い合わせフォームを自由なデザインにカスタマイズすることができます。

お問い合わせフォームと言えば、Contact Form 7が有名ですよね。

Contact Form 7 + Elementor (無料版)でも、以下のようなお問い合わせページを作ることはできます。

でも、フォーム部分のボタンやフォントなどを変えるなら、コーディングが必要です。

Elementor Proのフォームウィジェットであれば、

  • html/cssのコーディングなしで、ボタンやフォームのデザインを変更できる
  • フォーム作成用のプラグインを入れる手間がかからない
  • Elementorの編集画面で、一括でお問い合わせページを作れる

といったメリットがあり、大変便利です。

ポストウィジェットの有無


Elementor Proにはポストウィジェットがあり、手軽に投稿した記事一覧を表示することができます。

例えば、WordPressで記事を書いたとします。

ポストウィジェットをドラッグ&ドロップで入れるだけで、以下のようなブログ一覧を表示させることが可能です。

また、ブログ一覧のデザインのカスタマイズ性も高く、手軽におしゃれなブログページを作成することができます!

「ホームページでブログやお知らせ欄を作りたい」という方には非常におすすめの機能です。

動的タグ機能の有無


動的タグって何ですか?

投擲タグとは、WordPressの中にあるデータを引っ張り出して、ページの好きなところで表示することができる機能です。

例えば以下のように、「動的タグ」というボタンをクリックすると、「投稿のタイトル」や「投稿日時」などを選択して、文字としてページで表示することもできます。

取り出せるデータは

  • 投稿のサムネイル画像やカテゴリー
  • サイトのタイトル
  • 現在の日付
  • 記事を書いた人の名前・情報
  • アーカイブ名

など、様々なデータを使うことができます。

動的タグってどんな時に使うことが多いの?

個人的には、ブログの個別記事ページを作る時によく使います。

個別記事ページとは、以下のようにブログの記事ごとのページのことです。


ブログのタイトルや、投稿した日にち、投稿の内容などを表示させています。

このように、動的タグを使えば、WordPress内のデータを簡単・手軽にページに表示させることができます。

テンプレートの数


Elementor (無料版)でもデザインテンプレートを利用できますが、Elementor Pro (有料版)でしか使えないテンプレートがほとんどです。

テンプレートとは、プロのデザイナーが作った、ページやページのパーツデザインのこと。

デザインが苦手・・」という方におすすめの機能で、そのまま使うだけでもかっこいいページを作ることができます。


Elementor Pro (有料版)では、「固定ページ」、「投稿ページ」、「ヘッダー・フッター」「アーカイブページ」など300種類以上のテンプレートを使えます。

幅広い選択肢からテンプレートを選びたいなら、Elementor Proがおすすめです。

追加CSS


Elementor proでは、「追加CSS」機能がついていて、ページのパーツごとにCSSで簡単なカスタマイズを加えることができます。

Elementor Proがあれば、ほとんどのデザインについてはノーコードで対応できますが、細かい装飾や設定についてCSSを使わないと再現できないこともあります。

変更を加えたい箇所ごとに設定することができるので、意外と「追加CSS」に救われることがよくあります。

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Elementor Proを使っている感想


個人的には、Elementor Proに大変満足しているし、有料版にしたのはいい投資だったと実感してます。

改めてこの記事を書いてみて、

Elementor Proのこの機能が、Elementorでは使えないのか。これは痛いな
と思うことが多々ありました。

前の章でも説明しましたが、「テーマビルダー」「フォームウィジェット」「ポストウィジェット」は本当に便利で、私はクライアントのサイトを作るときは毎回使用しています。

Elementor(無料版)でも工夫をすれば、これらのウィジェット機能をカバーすることもできると思いますが、時間と手間がかかります。

Elementor (無料版)だったら、「コーディングなしでも、自由にWordPressサイトを作りたい!」という願望は、40%ぐらいしか達成できなかったと思います。

Elementor Proはどんな人におすすめ?


Elementor Proは、こんな人におすすめです。↓↓

  • ヘッダー・フッターを自由に設定したい方
  • サイトにブログ欄を組み込みたい方
  • 手軽におしゃれなお問い合わせフォームを設置したい方
  • WEB制作の仕事をされている方
  • WoocommerceでECサイトを作りたい方
  • WordPress内のデータを手軽にページに表示させたい方

もし上記に当てはまらず、「とりあえずできることの範囲でサイトを持てればいいかなぁ」という方でしたら、Elementor (無料)でも十分です。

今回の記事で紹介した「Elementor Proにするとできること」の中に、もし惹かれるものがあれば、Elementor Proを試してみるのはいかがでしょうか。

Elementor Pro料金プランの選び方


Elementor Proの料金プランはいくつかありますが、ざっくりとしたプランの選び方についてご紹介します。

個人事業主におすすめ:Essentialプラン / Advanced Soloプラン / Advanced プラン

個人・個人事業主の方は、「Essentialプラン」か、「Advanced Soloプラン」か、「Advancedプラン」を選ぶのがおすすめです。

Essentialプランがおすすめなのはこんな人

まずEssentialプランは、「とりあえず、1サイト運営できればOK。機能やデザインはそんなに凝らなくていい。」個人・個人事業主の方におすすめのプランです。

  • Essentialプラン(1サイト):$60 (約8,600円)/年 = $4.99 (約700円)/月

会社のホームページが必要

とりあえず名刺代わりのサイトが必要

チームで作業する必要はないです。一人でサイト制作できれば問題ない

といった方なら、Essentialプランがおすすめです!

Advanced Soloプランがおすすめなのはこんな人

Advanced Soloプランは、「1サイト運営できればOK。デザインや機能はできるだけ妥協したくない」「ECサイトが欲しい!」個人・個人事業主の方におすすめのプランです。

    • Advanced Soloプラン(1サイト):$84 (約12,100円)/年= $6.99 (約1,000円)/月

      会社のホームページが必要

      少し難易度が高い機能でも、使いこなして、機能性が高いサイトにしたい

      ECサイトを作りたい!

      エンジニアやデザイナーとコメント共有しながら作業がしたい

      といった方なら、Advanced Soloプランがおすすめです!

      Advancedプランがおすすめなのはこんな人

      Advancedプランは、「メインで使うサイトのほかに、LPやECサイトなども持ちたい or 今後増やしていきたい」個人・個人事業主の方におすすめのプランです。

      • Advancedプラン(3サイト):$99 (約14,200円)/年= $8.25 (約1,200円)/月

      会社のホームページとは別に、ブログメディアをもちたい

      サービスごとの宣伝用に近い将来別サイトを作るかも

      といった方なら、Advancedプランがおすすめです。

      WEBサイト制作受注者におすすめ:Expertプラン / Agency


      「Expertプラン」か、「Agencyプラン」はWEB制作の仕事をされている方におすすめのプランです。

      • Expertプラン(25サイト):$204 (約29,400円)/= $16.99 (約2,400円)/月
      • Agencyプラン(1000サイト)$399 (約57,300円)/= $33.25 (約4,800円)/月

      WEBデザイナーの方であれば、複数のクライアント向けにWEB制作をすることがほとんどですよね。

      そのため、受注しそうな案件数に応じてプランを選べばOK。
      当面、25件以上制作しそうになければ、Expertプランにする。
      制作するサイトが25件を超えそうなら、Agencyにするという選び方がおすすめです!

      Agencyプランの選択箇所

      Expertプランへの切り替え
      Agencyプランの選択箇所

      Agencyプランってどこで選べるの?

      Agencyプランは一見料金プランに表示されてませんが、Expertプランの料金プラン内で選択ができます。
      Expert料金表内のFeatures下に「Up to 25 Sites」と表記があり、その右横に「25か1000」を選ぶボタンがあります。
      このボタンで1000を選ぶと、料金プランがAgencyに切り替わります

      Elementor Proの購入の手順


      Elementor Proを契約する場合は、こちらのページにて手続きを行ってください。

      契約手順やElementor Proの導入手順が知りたいです

      という方は、Elementorの使い方の徹底解説を読んでみてください。Elementorの使い方について網羅的にまとめてます!

      まとめ


      いかがでしたか?今回は、「Elementor Proの価格」「Elementor (無料版)とElementor Pro (有料版)の違い」について説明しました。

      最後にまとめます。↓↓

      Elementor Proの料金プラン

      Essentialプラン(1サイト)$60 (約8,600円)/= $4.99 (約700円)/
      Advanced Soloプラン(1サイト)$84 (約12,100円)/= $6.99 (約1,000円)/
      Advancedプラン(3サイト)$99 (約14,200円)/= $8.25 (約1,200円)/
      Expertプラン(25サイト)$204 (約29,400円)/= $16.99 (約2,400円)/
      Agencyプラン(1000サイト)$399 (約57,300円)/= $33.25 (約4,800円)/

      Elementor (無料版)とElementor Pro (有料版)の違い

      • ウィジェットの数
      • テンプレートの数
      • テーマビルダーの有無
      • フォームウィジェットの有無
      • ポストウィジェットの有無
      • 動的タグ機能の有無
      • 追加CSSの有無

      今回の記事で紹介した「Elementor Proでできること」に興味があれば、試しに使ってみてください!

      Elementorについてもっと知りたい方は、Elementorの使い方の徹底解説を読んでみてください。Elementorの使い方について網羅的にまとめてます!

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      横浜にてフリーランスのWEB制作をしております。

      ホームページ制作オフィス「Mignon DESIGN」にて、個人事業主、中小企業様向けのサイト制作を承っています。

      「WEB制作にお困りのフリーランスの方や個人事業主の方のサポートがしたい」という思いから、ブログを立ち上げました。

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